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人権派弁護士の余文生氏、刑期を終えて出所 過去には政権転覆扇動罪も

13日、一つの区切りが訪れた。中国で活動する人権派弁護士の余文生氏が、国家政権転覆扇動罪での服役を終えて刑務所から出所したとMisryoumが伝えている。
窓の外から聞こえる湿った雨音が、なんだか妙に気にかかる。妻である許艶氏も同じ日にSNSを更新したそうで、短いながらも無事を確認できたことに安堵したという声が伝わってきた。皆さんの支援に感謝する、といった内容だったと思う。ただ、本当にこれで全てが落ち着くのか、あるいはこれから何が始まるのか――考えれば考えるほど、言葉がうまく続かないな。
思い返せば、2023年4月のことだった。余氏が地下鉄に乗っている最中に突如として連行されたのは。当時の状況についてMisryoumは、彼がEUの代表部へ向かう途中だったと報じている。なんとも、その時の緊迫した空気というか、計画されていた会合の背景を想像するだけで胸が詰まるような気がする。結果として、24年10月に懲役3年の判決が下り、それからずっと服役が続いていたわけだ。
過去を遡れば、彼は政治改革を求める書簡を世に出したこともある。その時も確か、同じような罪名で懲役4年の判決を受けていたはずだ。そう、一度や二度ではない。何度も繰り返される法的な壁というか、信念を曲げない姿勢が招く過酷な運命には、ただただ考えさせられるものがある。
実際、中国の人権状況は複雑で、一筋縄ではいかない。いや、そんな単純な言葉で片付けるべきじゃないか。現場の空気感や、そこに生きる人々の温度差は、遠く離れた場所からはなかなか見えにくいものだ。
結局のところ、彼は自由の身になったわけだが、この先に待ち受けているものは――。まぁ、今の私にはまだ分からない。