伊メローニ首相、イスラエルとの防衛協定更新を停止へ

イタリアのメローニ首相は14日、イスラエルとの間で結ばれている防衛協定について、自動更新を停止する方針を固めたと明かしました。Misryoumが報じたところによれば、これは現在の緊迫した情勢を鑑みての決定だといいます。
もともと、この協定は5年ごとに自動的に更新される仕組みで、主に軍事装備の交換や技術的な研究協力などが含まれていました。ただ、最近の情勢を見ると、今回の決断は単なる手続きの問題というよりは、政治的なメッセージの色が濃いように思えます。そう、なんとなく、空気が張り詰めているのが画面越しでも伝わってくるようで。
メローニ氏はかねてより、米国とイスラエルによる一連のイラン攻撃に対して、距離を置く姿勢を見せてきましたよね。いや、むしろ「国際法の範囲外」とまで言い切ったのはかなり踏み込んだ表現でした。実際、3月下旬にはイタリア国内の基地で米軍機の着陸を拒否するという出来事もありましたし、今回の更新停止もその延長線上にあるのかもしれません。
そういえば、トランプ米大統領がローマ教皇レオ14世を厳しく非難したことについても、彼女は「容認できない」と強い言葉で拒否感を示していました。「宗教指導者が政治的な発言をどうこう…いや、政治指導者が宗教に口を出すような社会は居心地が悪い」といった趣旨の発言も。なんだか、あちこちで摩擦が起きているような、そんな予感がして少し落ち着かない気分です。
今回の件、停戦交渉が進まない中での決断ですから、今後どのような反響があるのか。欧州と中東の関係は、さらに複雑に絡み合っていくのでしょうか。
(窓の外から遠くで車の走る音が聞こえてきました。街の喧騒は相変わらず続いています。)
ともあれ、この防衛協定が今後どうなっていくのか、また動きがあればMisryoumを通じてお伝えしたいと思います。今はまだ、不透明な部分が多いので。